津軽・石の旅

今年の夏休みは、青森・津軽半島に石拾いに行ってきた。

学生の頃に「石はきれい、石は不思議」(INAX出版)という本を読んでから、ずっと行ってみたかった場所。

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津軽半島は本州の端っこ。気仙沼から一気に行くには遠いので、1日目は十和田湖・奥入瀬渓流・蔦温泉へ。

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途中、廃校になった小学校を活用した「中滝ふるさと学舎」(鹿角市)に立ち寄る。
若い人がオシャレなカフェを切り盛りしていた。学校の跡地利用は全国的にあたり前になってきている。

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十和田湖から、奥入瀬渓流へ。2日前に東北を直撃した台風で水は少し濁っていたが、
太陽の光が降り注ぐ中、広葉樹の森がすごく奇麗だった。
仕事で使えそうな写真がたくさん撮れた◎

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奥入瀬渓流の終点から少し行ったところにある蔦温泉は、それはもう見事な温泉宿。
湯船の底(ブナの木)から滾々と温泉が湧いていて、かけ湯もかっこよかった。

翌日はいよいよ津軽半島へ。青森市内を抜けて、海岸沿いを進む。
この道がすごくよかった。
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見たことのないRC造(というか石っぽい)の家がたくさん。下部にはオリジナルのデザインが施してある家も。海から吹く風で傷みやすいからか、木造の家は少ない。

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所々で、船小屋がいくつも並ぶ漁港を通る。ホタテ養殖用の青い網がとても奇麗。
そして…今別近くにて、ついに発見!石の浜!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA最近は少なくなってしまったという、瑪瑙(めのう)や、珪化木(木が石になったもの)も、見事発見◎ 嬉しい〜♪

夢中で拾っているとあっという間に時間が過ぎ、急いで竜飛岬へ。
青函トンネル記念館にて、体験坑道(実際に作業に使われたところ)へ潜入。
ケーブルカーで海底140mへ一直線(けっこう怖い)!
400m先は北海道新幹線というところまで行ってきた。(緊急時にはここから避難するらしい)

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戦後すぐに構想がはじまり約40年かけて完成、そして今も使われている日本の土木技術が集結した空間は、見る価値あり。
気仙沼で日々続く土木工事を見ていても思うが、自然の地形を人間の力で変えるのは、すごいエネルギーだ。

予定よりも遅くなってしまったが、つい西海岸の浜にも立ち寄って、また石拾い。
様々な表情・色の石がありすぎて、いつまで見ていても飽きない。

 

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そんなこんなで大満足の津軽・石の旅でした。旦那さま、計画&運転ありがとうございました。

HOUKO