今年のゴールデンウィークは、2泊3日岩手の旅。
まずは沿岸部を北上、釜石・大槌町を過ぎて宮古市へ。気仙沼から約2時間半で到着。
魚市場をチェックした後、前回断念した浄土ヶ浜へ。
船長さんの機転で被災を免れた遊覧船に乗って、40分ほどの船旅。GWだけあって、満員!
さすがは人気の海水浴場だけあって、とても奇麗でおだやかな海。
今度は小型ボートに乗って青の洞窟探検をしなくては。
つづいて、さらに沿岸部を北上。新緑がとてもきれいでいい色。
やってきたのは、久慈の手前の野田村。
中心部からさらに山奥に入り、1日目の宿・苫屋さんへ。
この宿、なんと手紙のやりとりでしか予約ができない。
知る人ぞ知る宿のようで、その日の宿泊者は静岡からと岡山から(それも17回目らしい…)。
加えてご主人は神戸のご出身で、思いっきり関西弁という不思議な夜を過ごす。
ご飯もすごく美味しかった◎
宿の周辺は川が流れていたり古い民家があったり。とても良い雰囲気だった。
次の日は、漆の里・浄法寺へ。野田村からは約1時間半。
ずっと気になっていた滴生舎は、思った以上に素敵なお店。質の高い器にほれぼれ。
若い職人さんが働く姿も見られて、輪島訪問を思い出す。
稀少な国産の漆の約7割は浄法寺産だとか。
続いて、東北道を南下し、盛岡へ。小岩井農場はまた今度。
岩手県美術館で開催中のモランディ展を見る。静物の光と影を追う。水彩画もよかった。美術館自体も明るく、いい空間だった。
続いて、さらに南下して宮沢賢治の故郷、花巻へ。
気になっていた花巻家守舎を訪問。やはりco-ba気仙沼とつながっていた。
6月に閉館してしまうマルカンデパートもよかった。今後の利用が気になる。
そして宿泊は鉛温泉。立って入る「白猿の湯」面白かった。
しかし東北は温泉たくさんあるなあ。
最終日。まっすぐ東へ。遠野に向かう。
最近遠野に移住してきた友達が、数年前にかぐれさんでの展示ワークショップでお世話になった敦子さんのお宅に半居候しているという衝撃的な事実を知って、お邪魔してきた。
旦那さんの林篤志さんは、「自由大学」や「土佐山アカデミー」を立ち上げた、地域起こし界で有名な方(なんと同い年だった!)。そんなすごい人がなぜ遠野に。しかも圏外の山奥に…笑
これからいろいろ面白いことをされるようで、若い人もたくさん入ってきそうで楽しみ◎
古い民家を改装しながら住まれていて、壁の断熱などなどいろいろと刺激を受ける。
貫禄たっぷりの怜ちゃんもかわいかった♡
そして最後は住田町。東京でご活躍の大内さんがロゴやパンフのデザインをされたという「まちや世田米駅」という交流施設へ。素敵なレストランもあって、とてもいい空間。こういうの、気仙沼にもあったらいいなあ。
そんなこんなで充実した2泊3日岩手旅行でした◎